公開日:2023.04.19
国土交通省では、既存建築物の省エネ化の推進のため、民間事業者等が行う既存建築物の省エネルギー性能の向上に資する改修等を支援しています。令和5年4月17日より、今年度1回目の支援対象事業の募集を開始します。
【事業概要】
1.補助対象事業
既存オフィスビル等建築物の省エネ改修工事(併せて実施するバリアフリー改修工事、エネルギー計測、省エネ性能表示)に要する費用
2.補助率と上限額
補助対象工事の1/3(上限5,000万円/件)
※設備部分の上限は2,500万円
※バリアフリー改修工事を行う場合は、当該工事の費用2,500万円を上限に加算可能
3.事業期間
原則令和5年度中に事業完了すること
【事業要件】
上記の省エネ改修事業のうち、規定の要件を全て満たすことが要件とされます。以下に要件の一部を抜粋します。
①外皮(窓、外壁等)の省エネ改修工事を行うもの。ただし、高機能換気設備を設置する場合は、換気経路確保のための外皮改修で足りるものとし、断熱性能を高める躯体改修は必須としない。
②建物全体におけるエネルギー消費量が、改修前と比較して、20%以上の省エネ効果が見込まれる改修工事を行うもの(ただし、外皮の改修面積割合が20%を超える場合は、15%以上の省エネ効果とする)。なお、高機能換気設備の設置により、当該設備を設置する階のエネルギー消費量が改修前と比較して20%以上の省エネ効果が見込まれる場合には、当該階のみの改修工事を実施することも可能。
③改修後に一定の省エネルギー性能に関する基準を満たすもの。 等
※全ての要件については下記【応募方法・採択】の「公募概要URL」からご確認ください。
【応募期間】
令和5年4月17日(月)~令和5年5月22日(月)
【応募方法・採択】
応募方法や募集要領等の詳細は、下記リンク先をご確認ください
「公募概要URL」
※採択事業については、審査の上8月頃公表予定とされています。
【問合せ先】
その他不明点及び詳細については下記事務局のHPをご確認ください。
「既存建築物省エネ化推進事業評価事務局」
国交省 報道発表資料より抜粋