公開日:2021.10.07 最終更新日:2021.10.21
今回は、国外での試験に合格した外国人等を雇用し、新たに日本へ入国させる際の手続きを確認します。
【手続きの流れ(※状況に応じて流れが前後することもあります)】
① 受入機関としての条件を整える ・建設業許可の取得(既に許可済みであれば省略可) ・建設キャリアアップシステムへの登録申請(既に登録済みの場合は省略可) ・「(一社)特定技能人材機構(JAC)」に直接または間接的に加入 |
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② 雇用契約に関する重要事項説明と雇用契約(母国語による) |
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③ 「建設特定技能受入計画」の認定申請(申請先:国交省)(審査期間1.5~2ヶ月) |
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④ 「在留資格認定証明書交付申請」の申請(申請先:地方出入国在留管理局)(審査期間1~3カ月) |
※③④は同時申請も可 ↓ |
⑤ 「在留資格認定証明書」の受領 |
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⑥ 「在留資格認定証明書」を外国人本人へ郵送 在外公館にてビザ(査証)の申請及び受領(審査期間:一般的には1週間程度) |
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⑦ 入国管理局にて「在留資格認定・入国」 |
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⑧ 受入機関にて就労開始 |
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⑨ 受入後の手続きを行う ・1号特定技能外国人受入報告(外国人就労監理システムより)(1カ月以内) ・国土交通省が定める受入後講習実施(原則3カ月以内) ・1号技能外国人を建設キャリアアップシステムへ登録及び、登録完了の届出 (原則1カ月以内) |
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