公開日:2021.09.29 最終更新日:2022.02.10
1.見える化評価制度について
「見える化評価制度」とは各専門工事企業の施工能力等を客観的に評価する仕組みで、個々の企業の基礎情報(資本金・建設業許可の有無、等)やコンプライアンス(社会保険加入状況等)のほか、建設キャリアアップシステムに登録された技能者のうち能力評価制度で一定のレベルに達した技能者が何人在籍しているか等に基づき施工能力を評価します。
2.見える化評制度の利用方法
(1)建設キャリアアップシステムへの登録
専門工事企業と所属する技能者両方の建設キャリアアップシステムへの登録が必須です。(建設キャリアアップシステムの専門サイトでオンライン申請するか認定登録機関の窓口で申請します。)
(2)評価の実施
評価は国土交通大臣から認定を受けた「見える化評価機関」にて実施します。
「見える化評価機関」とは技能者の能力評価基準を策定した「能力評価実施機関」のうち、企業の見える化評価を実施しようとする専門工事業団体のことです。
この「見える化評価機関」で策定した評価基準について国土交通大臣の認定を受け、評価を実施します。
現在、見える化評価基準の認定を受けているのは以下の6つの職種です
基礎ぐい 切断穿孔 機械土工 建築大工(工務店) 鉄筋 とび・土工
当法人は、建設キャリアアップシステム(CCUS)普及活動を支援しております
関連記事はこちら
【建設キャリアアップシステム(CCUS)の能力評価制度と見える化評価制度①】~制度編~
【建設キャリアアップシステムの能力評価制度と見える化評価制度②】
~能力評価制度の概要と利用方法編~
【建設キャリアアップシステムの能力評価制度と見える化評価制度③】~能力評価の基準編~
【建設キャリアアップシステムの能力評価制度と見える化評価制度⑤】
~見える化評価の基準編~